がん末期の治療法について(予後1ヶ月以内)
予後が1ヶ月以内のがん末期の方の多くは、体重が減り、体力がかなり落ちている状況です。その時に求められる治療は3つの観点から選ばれる必要があります。
- 即効性が求められること
- 副作用がきつくないこと
- 治療ではなく維持を求めるもの
- 即効性が求められること
がん免疫療法の多くは、私たちの有する「免疫サイクル」を活発にさせることで、がん治療を行うものです。しかし、免疫サイクルを活発にして、治療効果を得るためには2〜3ヶ月の期間を要することが多いです。そのため予後が1ヶ月以内の状況においては、免疫サイクルを活発にさせる治療より「即効性」のある治療が求められることが多いです。
- 副作用がきつくないこと
予後が1ヶ月以内の状態の時に、患者様の体力は著しく落ちていることが多いです。その時に副作用が起きると命に影響を及ぼすことがあります。そのような状態の時には、副作用がほとんどないタイプの治療を選ぶことが大事です。
- 治療ではなく維持を求めるもの
予後が1ヶ月以内の時には、がんを縮小させる治療ではなく、がんが大きくならない(維持)ことを目的とする治療を選ぶこともあります。がんを完治することは難しいが、勢いを抑えることで1日でも長く生きることを目的とした治療です。
予後1ヶ月以内のがん末期の患者様に対して、
おうじクリニックの治療では・・・
状況に応じて・・・
などの治療を組み合わせて、複合的に行っています。
料金の目安は、各診療メニュー内に記載しております。