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高濃度ビタミンC点滴(がん)

高濃度ビタミンC点滴とは

高濃度ビタミンC点滴は、体内で大量の過酸化水素を発生させることで、正常細胞ではなく、がん細胞に攻撃を与えます。がん細胞のみに攻撃をすることができる理由は、正常細胞に存在するカタラーゼという酵素の働きにより、活性酸素を中和し攻撃を受けることはありません。一方で、がん細胞の多くはカタラーゼを持たず、活性酸素により破壊されてしまいます。

また、抗がん剤は投与後も体内に留まることで副作用などが現れたりすることがありますが、高濃度ビタミンC点滴は速やかに尿中に排泄されるため、過剰なビタミンCが体内で悪影響を及ぼすことはありません。
このため、点滴による重大な副作用が無く、抗がん剤や放射線治療の併用ないしは代替療法として世界中で研究が行われています。

高濃度ビタミンC点滴の歴史

ノーベル化学賞(1954年)と平和賞(1962年)を受賞した米国のライナス・ポーリング(Linus Carl Pauling)博士は、大量のビタミンCの投与は、ビタミンCが免疫系を強化し、ガンの抑制・予防効果を発揮することを発表しました。しかしその後、ビタミンCの抗がん作用を否定する論文が出されました。ポーリング博士と否定的論文の違いは何か?それはポーリング博士は点滴での高濃度投与であったのに対し、否定的論文では内服での投与であったのです。

現在まで多くの研究者が高濃度ビタミンC点滴について研究してきているが、論文により結果は異なります。一方で、がんに対する治療においては「リオルダン・プロトコール」という基本プログラムに代表されるように、世界的にはがんの自費治療で最も有名な治療の一つとして用いられています。高濃度ビタミンC点滴を受けることで、抗がん作用のみならず、抗がん剤の副作用緩和、倦怠感の低下、食欲の回復などの変化が見られることもあります。

高濃度ビタミンC点滴に副作用はありますか?

大きな副作用はございません。場合によっては、点滴中に血管痛を感じる方やしびれを感じる方がおられますが、症状は一時的です。

高濃度ビタミンC点滴が行えない方はどんな方ですか?

G6PDという酵素が欠損されている方は高濃度ビタミンC点滴を受けることはできません。高濃度ビタミンC点滴の前にG6PD欠損症かどうかを採血検査で確認を行います(11,000円 税込)。

高濃度ビタミンC(12.5mg)

9,900円(税込)

高濃度ビタミンC(25mg)

15,400円(税込)

高濃度ビタミンC(50mg)

20,900円(税込)

高濃度ビタミンC(75mg)

25,300円(税込)

がん免疫療法メニュー

がん治療だけでなく、心身メンテナンスに効果がある治療法も併せて行うことで、相乗効果に期待します。

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